今年の中継ぎ投手の一角を担うことが期待される岩嵜投手がここまで順調にきていて、試合中盤以降の強さを発揮する上で心強い存在になってくれそうです。

思えば立浪監督の就任初年度は戦力補強がないどころか、中継の柱であった又吉投手がFA移籍というマイナスからのスタートでしたが、その又吉投手の人的補償で岩嵜投手が入団と聞いて、実質トレードなんて喜んだものでした。

その岩嵜投手が初登板で、大怪我により長期離脱となった時は、ファンもさることながら、立浪監督のショックはどれほどだったでしょうか。

さらには、代打の福留選手の25打席無安打や、立浪ドラゴンズの象徴と位置付けた石川選手の長期離脱と不運は重なりました。

そして２年連続最下位の屈辱を味わいながらも、ようやく反撃に打って出るだけの体勢が整ったのが現在のドラゴンズです。

不運の連鎖のはじめとなってしまった岩嵜投手ですが、だからこそ今シーズンは逆襲の立浪ドラゴンズの象徴といえる存在になってくれる…　そんな気がしています。