形勢は五分、手駒は揃っている。
連敗が続いていることで、ネット上のドラゴンズ関連の記事はネガティブなもので溢れてしまっていますが、それらに対するコメント欄の書き込みには例年との微妙な変化が見受けられます。
昨日の敗戦における4回のチャンスに、ゴロゴーを選択しなかったのは積極性に欠けるミスである~ という記事に対して、安易に便乗しての非難コメントだけでなく、冷静に結果論に偏らず、次の打者が中田選手であったことも踏まえて肯定的なコメントも見受けられました。
おそらくドラゴンズファンの間にも、今年のドラゴンズの戦力を持ってすれば、このまま簡単に下位に落ち込むことはないと分析して落ち着いている層が一定数いるように感じます。
今のドラゴンズの状況を将棋でイメージすると、盤上の形勢は五分、いつでも投入出来る手駒を数枚保有している状態でしょうか。
中でも強力なのが高橋宏斗投手であり、連敗中の悪いムードを変えるには、彼の力で捩じ伏せる投球スタイルはうってつけです。
二軍での内容は抜群なので、あとはどのタイミングでこの強力な駒を盤上に投入するか、立浪監督の判断次第になりますが、そう遠くないうちにその時はくると予想しています。
今日の試合で連敗が止まればいいのですが、そうでなくてもドラゴンズにはまだまだ投入出来る手駒があります。
やや形勢が苦しくなってきた中で、立浪監督が次にどのような一手を打ってくるのか、楽しみに見守りたいと思います。
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