期待の育成ショートのロドリゲス選手が二軍落ちとなり、ロドリゲス選手の開幕スタメンの目はほぼなくなったと見ていいでしょうか？

それでもその判断までにここまで時間を要したということは、それほどロドリゲス選手の持つポテンシャルが高かった証でもあります。

ここでも育成枠の新人選手にオープン戦でのチャンスを与えすぎじゃないかという立浪監督を批判する意見が目立ちますが、ロドリゲス選手の場合は支配下枠の都合と、キューバ選手を支配下登録するリスクの大きさから、リスクとリターンの見極めに慎重にならざるをえなかったのだと理解しています。

開幕スタメンこそ遠ざかったものの、立浪監督の目にとまった素材であることに間違いはなく、近い将来には必ずドラゴンズの戦力として必要な選手になってくれるハズです。

いまだに不透明な二遊間ですが、おそらく立浪監督は目先の結果以上に、何年も先のドラゴンズを支える選手を見極めようとしているのだと思います。

打力に期待の出来るカリステ選手を今年は一、三塁でしか起用しないのもドラゴンズの未来を見据えて二遊間の基盤を作ろうとしているからではないでしょうか。

自らの手で一度解体した二遊間ですので、５年先１０年先まで安泰と思えるような形の目処だけでも今シーズン中に作りたいと考えているハズです。

開幕スタメンの二遊間が驚くような人選になったとしても、そこには我々凡人には至らない、先の先を見越した立浪監督の考えがあると信じて応援したいと思います。