天翔る龍の如く

立浪監督を全面的に応援します!

意義のあるワンサイド

今日は昨日の試合とは打って変わって、打線が大爆発のワンサイドゲームとなりました。


今日の1点だけでも昨日の試合に出ていれば… とは思ってしまいますが、これもひとつの野球の醍醐味でしょう。


打線が繋がっての大量得点というのは、そのまま打撃陣の力の現れであり、今期の打撃陣からしたら遅いくらいのワンサイドであり、これをきっかけにして大量得点のゲームも定期的に作れるようになっていけば、中継ぎ投手の休養にもあてられて、チームとしての好循環が生まれてきます。


先発した松葉投手は8年ぶりの完投勝利だったそうで、前回の好投と合わせて、ここにきてひとつ殻を破った感がありますし、期待していた大野投手、梅津投手が計算出来なくなった現状で、救世主になる可能性も出てきました。


ひとまず今日の大勝で、チャンスになると発動する打撃陣のリミッターが外れたことは非常に大きいと思います。


今日の勝ち方こそ本来のドラゴンズの実力であり、大切なのは選手たち自身がそのことを実感し、自信を持つことであり、そのことが勝敗を分ける紙一重を取れるか取れないかに関わってきます。


今日の良い勝ち方をきっかけにして、ひとつ上昇気流に乗って連勝街道と行きたいところですね。

打たれなければ敗けない

ピッチャーが打たれなければ敗けはない、野球を語るときによく用いられる言葉ですが、今日の試合はまさしくそれを表すような試合となりました。


先発の高橋宏斗投手は、2軍の成績そのままに、しっかりと7回を無失点に抑えてくれました。


昨日登板をしていれば少なくとも1勝は出来ていたのに… などと考えてしまいますが、チームの流れが悪い今はこんなものなのでしょう。


それにしても今日の試合は呪われたようにチャンスに打てませんでした。


連勝中は中田選手が得点圏のチャンスをことごとくものにしていましたが、中田選手の打点が止まってしまってからは、得点力と共にチームの勢いも止まってしまいました。


ドラゴンズにおける中田選手の活躍は、文字通りチームの浮沈を担う存在となっていますし、そのプレッシャーは中田選手自身が望んでいたものであり、それに潰されるような男ではないハズです。


投手陣の好投に報いることが出来ない試合を何度も繰り返すような選手が、3度の打点王になれるワケがありません。


中田選手の復調と共にドラゴンズが再び上昇気流にのれることを待ちたいと思います。

梅津投手の背信と根尾選手

梅津投手は今年のドラゴンズの勝ち星を引っ張ってくれる存在になると期待していたのですが、今シーズンの登板の中でも最悪の内容でした。


10日以上の感覚を空けてのこの内容では、次のチャンスがあるかどうか微妙なところだと思います。


同じく怪我明けのローテ確定組だった大野投手と揃って共倒れになったことで、いよいよ2軍から見切り発車的に先発投手を投入する可能性も出てきました。


個人的には、このあたりで根尾選手の先発登板を推したいと思います。


2軍の内容は良かったり悪かったりと安定しませんが、そもそも根尾選手の特性として、大舞台になるとおそらく無意識にギアが一段上がることは過去の結果からもほぼ間違いがなく、そこにはやはり天性のスター選手ならではのものを感じさせます。


勿論2軍で完璧な成績をあげてからの1軍起用が望ましいことに間違いはありませんが、大野投手と梅津投手の計算がたたなくなったせいで、そのラインは変えざるを得ません。


次の登板を現状の2人に任せるくらいなら、根尾選手の方が余程雰囲気を変えてくれる可能性を感じますし、首脳陣の頭にも選択肢としては有ると思います。


開幕戦直前に立浪監督が根尾選手に2軍行きを命じる際に、必ず出番はあると伝えたそうですが、今がその時だと感じている人間は多いのではないでしょうか。