天翔る龍の如く

立浪監督を全面的に応援します!

小笠原投手の行方

今日の先発は小笠原投手ということで、奇しくも先日今シーズンオフにもポスティングでメジャー挑戦の可能性を報じられた直後の登板となります。 


彼の日頃の言動からは、なんとなく軽いイメージの人間性を感じてはいたので、育ててもらった球団に充分な貢献をする前にメジャー移籍を画策することにも特に驚きはありませんし、責める気持ちもありません。


ただ単純な懸念点は、今の小笠原投手がメジャーに挑戦するには圧倒的に力不足ということです。


小笠原投手は時折素晴らしい投球を見せることで過剰評価をされていますが、個人成績で2桁勝利をあげたのは2022年の10勝8敗の時だけで、それ以外の年は全て1桁勝利しか上げていないうえ、全てのシーズンを負け越しています。


ポテンシャルの高さ故に評価が甘くなりがちですが、現時点での彼は、まともに貯金も作れない1軍半の投手であり、相撲で例えるなら、三役に一度はなったものの、ほとんどを前頭の上位と下位を行ったり来たりする中途半端な力士といったところでしょうか。


そんな彼が来シーズンからメジャーにあがったとしても、サウスポーという点と投手有利な初顔合わせで半年くらいは騙し騙し活躍出来たとしても、一年間メジャーを完走することすら難しいと思います。


とはいえ昨今の流れを見るに、一定期間活躍した選手がポスティングでのメジャー挑戦を表面した時点で、球団は認める以外の選択肢がない風潮であり、小笠原投手にもそれは当てはまるでしょうが、彼の場合は過去の実績が乏しい為、今シーズンの成績がダイレクトにメジャー挑戦の指標になるということは、立浪ドラゴンズにとってはプラス材料となり得ます。


おそらく12勝7敗くらいがメジャー挑戦のボーダーラインと考えれば、小笠原投手がその条件をクリアした時点で、ドラゴンズのAクラスは高確率で確定しているハズであり、それであれば立浪監督の続投も規定事項となります。


正直なところ立浪監督の続投さえ決まれば、遅かれ早かれいなくなる彼にいつまでも執着する必要もないですし、そうなった時は去るもの追わずの精神で送り出せばいいと思います。


どうせなら立浪監督もメジャー挑戦というエサを上手く使い、小笠原投手のモチベーションをコントロールして、過去最高の成績をあげてもらうくらいの気持ちで良いのではないでしょうか。