天翔る龍の如く

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クライマックスシリーズの改革案

前回クライマックスシリーズの問題点を取り上げましたので、今回は自分なりの改革案を記させていただきます。


現行のクライマックスシリーズの問題点は、長いリーグ戦を制覇したチームと、かろうじて3位に滑り込んだチームとが短期決戦で入れ替わる可能性を含んでいて、リーグ優勝の重みが失われていることにあります。それによって得られるメリットは、Aクラス争いの重要性が増すことで消化試合を少なく出来るということです。


これを踏まえると、目指すべき方向性は、リーグ優勝の権威を取り戻しながらもAクラス争いの意義も残すことが出来るやり方を作り上げることと言えます。


そこで結論としては… Aクラスの3チームで日本シリーズの権利を争う今のやり方は完全に廃止し、リーグ優勝チームがそのまま日本シリーズに出場する、かつての形に戻します。


そうなるとAクラス争いの価値をどうやって担保するのかですが… 少し大胆な案を考えてみました。


それはセ・パ両リーグの2位と3位の4チームに加えて、中国、韓国、台湾、オーストラリアの代表4チームによるアジア代表トーナメント戦を、アジア諸国の、まだ野球が根付いていない国で開催し、アジアの野球文化の発展に寄与することで、大いに意義のある大会にする… というものです。


無責任な素人の妄言ではありますが、借金チームが日本一になってしまう危険性を孕んだ現行のクライマックスシリーズよりは幾分かマシなアイデアではないかな?とも思うのですが…


願わくばこの懸念が現実のものとなる前に何かしらの対策が進んでほしいところです。