天翔る龍の如く

立浪監督を全面的に応援します!

奇策と言えば 前

前回奇策という言葉を使ったことで思い出したエピソードをご紹介します。


故・野村克也さんが阪神監督時代、ストッパーを左右で使い分けるという作戦です。


説明しますと… 九回、相手バッターが右打者なら右のストッパーを投入し、次に左打者が来たら左のストッパーに交代するのですが、この時、右のストッパーは降板させずにファーストの守備につかせます。そうすることで次に右打者が来たら再びファーストについていた右のストッパーを登板させるという非常に斬新なものです。


今のドラゴンズと同じくらいの暗黒期で、絶対的なストッパー不在のタイガースにおいて、名将野村監督が編み出した苦肉の策でしたが、当時その作戦を目にした時は、子どもながらも野球というスポーツの奥深さに感心した記憶があります。


他にも紹介したいエピソードを思い出したのですが、ひとまずここで区切らせていただきます。