エースまで後一歩
ようやく高橋宏斗投手が今シーズンの初勝利をあげるとともに、ドラゴンズの連敗も止めてくれました。
8回までの完璧なピッチングで、中継ぎ陣を休ませることが出来たことも収穫でしたし、7回には自ら追加点の口火となるセーフティバントを決めたことも見事でした。
それだけにこのまま完封勝利が目前まで来ての、自らの連続エラーによる失点、降板は歯痒さが残る幕切れでした。
ヒーローインタビューは細川選手でしたが、実際の舞台裏では宏斗投手がヒーローインタビューを固辞したことで細川選手に回ったんじゃないかと推察したのですがどうだったでしょうか。
降板後の宏斗投手の顔が、まるで敗戦投手のような厳しい表情だったところからは、彼が先に見据えている物の大きさを伺い知れましたし、そうやってひとつずつ成長を重ねてもらいたいです。
最期の詰めが甘いままでは球団の看板を張るエースにはなり得ません。
宏斗投手には、その後一歩を克服して今シーズン中にもドラゴンズのエースと呼ぶに足る存在になってもらいたいと思います。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。