天翔る龍の如く

立浪監督を全面的に応援します!

種田選手にみる打者復活のハードル 後

高橋選手、ビシエド選手は共にドラゴンズ低迷期を支えてくれた選手であり、今一度復活を期待したい選手なのですが、その可能性は相当低いものだと考えています。


その根拠は、2人とも大胆なバッティングフォームの改造に消極的に見えるところにあります。


高橋選手からですが… 立浪監督は監督就任あたりのサンドラで、高橋選手について「ここまで成績を落としたのだからこれを機に大きく変えた方がいい」と述べていて、その時点で立浪監督には高橋選手を復活させることの出来るバッティングフォームのイメージがあったハズですが、その後立浪監督や打撃コーチが高橋選手の打撃改造に取り組んだという情報はなく、実際に打席での大きな変化は見られません。そして打撃成績は下降し続けています。


ビシエド選手については立浪監督は2年目のキャンプあたりから、ボールを捉える位置を前にすることをポイントにした打撃改造を提唱していましたが、どれだけ教えても次の日には元に戻してしまうと嘆いていました。


やはりプロの世界で何年もレギュラーを張った選手がそれまでのスタイルを変えることは簡単にはプライドが許さないのでしょう。


昨年現役ドラフトで加入した細川選手はドラゴンズに来た時に、和田コーチと心中する覚悟で新しい打撃スタイル造り上げ大ブレイクを果たしました。


崖っぷちの選手に必要なのはプライドではなく、そのプライドを捨てて、監督やコーチに頭を下げて教えを乞うことのできる勇気だと思います。


○○選手が監督、コーチに直訴して打撃改造に乗り出した! …こんな見出しが出てこない限りは2人の再起は厳しいのではないでしょうか。現時点までのキャンプで2人の名前がほとんど出てこないことがそれを裏付けてしまっています。


しかしながら予測と希望は別物であり、2人にはこんな予測を裏切るV字回復を見せてくれるシーズンにしてもらいたいです。