本拠地開幕戦を劇的なサヨナラで勝利しました。

一時は３点差をつけられる苦しい試合展開に、開幕戦を勝ちパターンから落としたショックをいまだに引きずっているようにも感じましたが、選手たちが強引にその重たい空気を振り払ったような試合展開だったように思います。

巨人側の細かいミスに助けられた部分もありましたが、終盤戦はやはりドラゴンズの投手力が物を言った形になりました。

特に勝野投手は自己最速を記録するなど、分厚いブルペンの中でも頼もしい存在になってきました。

言わずもがな、ヒーローになった２人の活躍も素晴らしかったですね。　田中選手の同点タイムリーとピンチの芽を摘むファインプレーにはシビレました。

そしてなにより細川選手がよく一発で決めてくれました。　開幕から無安打が続いたことで、そろそろ周囲の雑音がうるさくなりはじめたところでしたが、それを黙らせるのに充分なサヨナラホームランでした。

正直なところ、昨日の試合を序盤からリードしてすんなりと勝つ展開よりも、劇的なサヨナラ勝ちになったことで、俄然ドラゴンズには勢いがつきました。

この勢いを活かさない手はありません。　選手たちもこのムードにのって、残りの２試合も素晴らしいプレーを見せてくれることを期待します。