天翔る龍の如く

立浪監督を全面的に応援します!

球春到来に思うこと

今年もプロ野球のシーズンが始まります。


球春という言葉もあるほど、日本において野球は文化のひとつとして切り離せないものになっていますが、数年前のコロナ騒動のときには野球の開催も危ぶまれ、結局シーズン短縮や無観客試合など、大きな影響を受けました。


未知のウイルスへの恐怖心が人びとの生活を劇的に変えてしまった様子を誰もがリアルタイムで感じたハズです。


日本においては、緊急事態宣言からはじまり、過熱する感染者数の報道、相次ぐ自粛要請、マスク警察や自粛警察の登場。一部政治家などはこの機会に日本の年度変わりを4月から欧米の9月に移行しようとするなど、まさにコロナによって国中が混乱の極みとも言うべき様相でした。


なかでも世論の圧力によって全国民が半ば強制的に接種するしかなかったワクチンによって、ドラゴンズの木下雄介投手が亡くなられてしまったことは、忘れられない、忘れてはいけない出来事です。


メディアの過剰なコロナ報道に何の疑問ももたずに、子どもや若者の想い出を奪い取る選択の後押しをしてしまった我々大人たちは、今一度、あの頃の狂乱する世論を作り上げてしまった責任において、当時の行動、判断がどうだったのか、何かしらをキッカケに思い返すことは大切なことかもしれません。


当たり前に野球が観られることへの喜びと感謝の気持ちをもって本日の開幕戦を見届けたいと思います。